「勉強しなさいと言わないほうがいい」
「子どもを信じて、見守りましょう」
そんなことは、もう十分わかっている。
それなのに、勉強していない子どもの姿を見ると、
「本当に大丈夫なの?」
「そんなやり方で間に合うの?」
「もう少し真剣に考えたほうがいいんじゃない?」
と、つい口を出してしまう。
言ったあとに子どもの機嫌が悪くなり、
「また言っちゃった・・・」
と落ち込む。
受験を控えた子どもがいると、こんなことを繰り返してしまうお母さんの方が普通だと思うんですよね。

私も以前は、子どものことになると、なかなか見守ることができなかったガミガミ母さんですww
ガミガミしちゃう自分がイヤで、それならば!とみないように、一切関わらないようにしたこともあります。
でも、見なければ見ないでこれまた気になる。
そして、見たら見たで、
「なんでやらないの?」
「それで受かると思っているの?」
とイライラする。
そんな自分の中の「矛盾」に翻弄されながら、子どもの受験なのに、いつの間にか私のほうが必死になっていました。
受験生なのに勉強しない子どもを見ると、なぜイライラするのか
スマホを見ている。
のんびりテレビを見ている。
声をかけても、なかなか机に向かわない。
「受験生なのに、どうしてそんなに平気でいられるの?」
子どもの姿を見ていると、親の自分ばかりが焦っているように感じることがあります。
このままでは間に合わないかもしれない。
志望校に合格できないかもしれない。
あとで後悔することになるかもしれない。
そんな未来が、頭の中に次々と浮かんできます。
だから、目の前でのんびりしている子どもを見ると、
「今、勉強しなくてどうするの?」
と、イライラしてしまうのです。
けれど、そのイライラの正体は「子どもへの怒り」に形を変えた「このままで本当に大丈夫なのだろうか」という親の不安なんですよね。
「もっとできるはず」が親子を苦しくさせる
親から見ると、子どもの足りないところはよく見えてきませんか?
勉強時間が足りない。
計画が甘い。
集中力が続かない。
危機感がない。
特に、自分が仕事や家事を一生懸命こなしてきたお母さんほど、
「やるべきことは、きちんとやるのが当たり前」
という気持ちを持っています。
だから、のんびりしている子どもを見ると、
「まだ本気を出していない」
「この子は本当はもっとできるのに勿体ない!!!!」
と思ってしまうのです。
もちろん、それは子どものことを大切に思っているから。
できることなら後悔させたくない。
行きたい学校に合格してほしい。
将来、困らないでほしい。
けれど、その思いが強くなりすぎると、今の子どもではなく、「親が思い描く理想の子ども」を創り上げようとしてしまうんです。
子どもが自分なりに頑張っていてもそこには目がむけらず、「理想のこども」にさせるために「それだけでは足りない」と感じてしまうのです。
子どもに口を出したくなるのは、親も不安だから
子どもの受験で強く不安になるときに必ずやって欲しいことがあります。
それは、「私は今、誰の不安を感じているのだろう?」ということ。
もちろん、目の前の子どもが心配なのは確かです。
でも、その不安の中に、自分自身の過去が重なっていることがあります。
「あのとき、もっと勉強しておけばよかった」
「私のような思いはさせたくない」
「学歴がないことで苦労してほしくない」
「失敗して傷つく姿を見たくない」
そんな親自身の後悔や痛みが、子どもの受験をきっかけに刺激されていることがあるのです。
すると、お母さんの心の中では、
「この子が失敗するかもしれない」
という不安と、
「過去の私のようになってほしくない」
という恐れが混ざります。
だから、ただ勉強していないだけの姿を見ても、必要以上に苦しくなってしまうのです。

子どもではなく、過去の自分に怒っていることがある
子どもにイライラしたとき、
「どうしてこの子はこんなにやらないの?」
と思うかもしれません。
けれど、本当は、子どもの中に過去の自分を見ていることがあります。
もっと頑張れたはずなのに頑張れなかった自分。
親の期待に応えられなかった自分。
結果を出せずに悔しい思いをした自分。
あるいは反対に、
「私は嫌でもやってきたのに、どうしてあなたはやらないの?」
という気持ちが隠れていることもあります。
子どもに向けているように見える怒りが、実は、まだ許せていない過去の自分に向いていることもあるのです。
だから、口を出すのを我慢するだけでは苦しいままです。
言葉を飲み込んでも、心の中ではずっとイライラしている。
そのイライラは、言葉にしなくても子どもに伝わってしまいます。
必要なのは、怒らないように抑えることではありません。
怒りの奥にある、自分の不安や悲しみに気づいてあげることなのです。
親の見る視点が変わると、子どもの頑張りが見えてくる
先日のセッションでも、受験を控えたお子さんを持つお母さんのお話を伺いました。
以前は、お子さんの勉強を見ればイライラし、見ないようにすれば、それはそれで気になる状態でした。
けれど、自分の不安や執着を少しずつ整理していったことで、お子さんとの距離感が変わっていきました。
お子さんが、
「夏休みの終わりまでに、まずは基礎ができるようになりたい」
と話したときも、以前なら、
「基礎なんてできて当たり前でしょう」
「その先までやらないと間に合わないよ」
と言いたくなっていたそうです。
でも今回は、
「そうなんだ。じゃあ、やってみたらいいね」
と自然に言葉が出てきたそうです。
そして、お子さんの勉強を細かくチェックすることもやめました。
すると、お子さんは自分から早く塾へ行き、集中するために一番前の席を選ぶようになったそうです。
ここで大切なのは、
「親が口を出さなければ、子どもは必ず勉強する」
ということではありません。
親の不安が少し緩んだことで、それまで見えていなかった「子どもなりに考えている姿」が見えるようになったということです。
以前なら「まだ足りない」と思っていた行動を、「この子も自分なりに工夫しているんだな」と受け取れるようになったのです。
受験生を見守るとは、何も言わないことではありません
「見守る」と聞くと、放っておくことのように感じる人もいるかもしれません。
けれど、見守ることは無関心になることではありません。
必要なときには話を聞く。
求められたら手を貸す。
生活面を整える。
困っているときには一緒に考える。
そのうえで、最後の選択と行動は子どもに返していく。
それが、見守るということです。
子どもが決めた目標が、親から見れば小さく感じられることもあります。
進み方が遅く見えることもあります。
それでも、
「この子には、この子のペースがある」
「失敗したとしても、そこから考える力がある」
と信じて、一歩引いてみる。
それは簡単なことではありません。
口を出すよりも、ずっと勇気が必要なことだと思います。
勉強しない子どもに口を出したくなったとき、確かめたいこと
子どもに何か言いたくなったときは、すぐに言葉にする前に、ひと呼吸おいてみてください。
そして、自分にこう聞いてみます。
「私は今、何が怖いのだろう?」
「このままだと、何が起きると思っているのだろう?」
「これは子どもの問題? それとも私の不安?」
「私は今、目の前の子どもを見ている? それとも過去の自分を見ている?」
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
「私、不安なんだな」
と気づくだけでも、子どもへ向かっていた感情を、自分のもとへ戻すことができます。
不安を感じてはいけないわけではありません。
不安になるほど、子どものことを大切に思っているのですから。
ただ、その不安を子どもに背負わせるのではなく、「私は今、心配なんだね」と、まず自分が受け止めてあげてほしいのです。
親が自分の不安に気づくと、子どもの見え方が変わっていく
子どもを信じようと、無理に思い込む必要はありません。
自分の心が不安でいっぱいのまま、
「信じなければ」
「見守らなければ」
と頑張っても、また苦しくなってしまいます。
先に必要なのは、子どもを信じようとすることよりも、不安になっている自分を理解することです。
なぜ私は、こんなに心配になるのか。
なぜ私は、失敗することが怖いのか。
なぜ私は、子どもの人生まで背負おうとしているのか。
その奥にある思いに気づいていくと、子どもとの間に少しずつ余白が生まれます。
そして、その余白の中で初めて、
「この子の人生は、この子のものなんだ」
と思えるようになります。
見守ることは、子どもを諦めることではありません。
子どもの中にある力を、親が先回りして奪わないこと。
そして、何があっても戻ってこられる場所として、そばにいることです。
イライラの奥にある気持ちに気づくために
けれど、自分のことを自分だけで客観的に見るのは、なかなか難しいものです。
特に、子どもの受験のように大切なことほど、心配や不安が大きくなり、感情の中に入り込んでしまいます。
だからこそ、私はフラワーエッセンスの力を借りることをおすすめしています。

フラワーエッセンスを取り入れていくと、これまで反射的に反応していた感情から少し距離を取り、自分の心を客観的に見やすくなっていきます。
「私は子どもに怒っていると思っていたけれど、本当は不安だったんだ」
「合格できるかどうかより、子どもが失敗して傷つくことが怖かったんだ」
「この子の将来ではなく、過去の自分を重ねていたのかもしれない」
そんなふうに、イライラの奥に隠れていた本当の気持ちに気づけるようになるのです。
自分の不安に気づき、受け止められるようになると、それを子どもにぶつける必要が少しずつなくなっていきます。
「イライラしないようにしよう」と我慢しなくても、子どもへのイライラが自然と減っていくのです。
フラワーエッセンスは、種類によって働きかける感情のテーマが異なります。
今表面に出ている「怒り」だけでなく、その奥にある不安や恐れ、過去の経験まで丁寧に見てもらいながら、今の自分に合うものを選ぶことが大切です。
だからこそ、一人で選ぶのではなく、安心して本音を話せる、信頼できるセラピストに選んでもらうことをおすすめします。
フラワーエッセンスのことを、まだよく知らない。
自分の悩みにも合うのか、試す前に話を聞いてみたい。
子どものことになると、どうしても感情を抑えられない理由を知りたい。
そんな方は、まず無料個別セッションにいらしてくださいね。
無理にフラワーエッセンスをおすすめする時間ではありません。
まずは今、何に悩み、どんな気持ちを抱えているのかをゆっくりお聞きします。
子どもを変えようと頑張る前に、お母さん自身の心にある不安を、一緒に整理していきましょう。
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