
40代50代キャリア女性のメンタルケアと自己実現をサポート
メンタルセラピストのかげやままりです。
昨日の夜は私のメイン講座であるメンタルケアプログラム「自分軸ライフデザイン講座」のフォローアップとして運営している「自分軸ライフデザインオンラインサロン」のグループセッションの日でした。
このグループセッションは月2回、お昼と夜に開催しています。
ご参加いただく皆さんの日常でのモヤモヤすること、イラッとすることから、その出来事が皆さんそれぞれのどんな「価値観」や「信念」「思い込み」から創られているのかを掘り下げて、言語化していく時間です。
今回も、自分の考え方のクセを掘り当てていきましたよ!

今回のイラッと・モヤッと案件
今日のグループセッションではこんな日常のイラッ!モヤッ!をいただきました。
夫が、周りに対してやっている嫌な事に全く気が付いていないことにイラッ!
職場の上司が、いつも面倒くさい事を押しつけてくることにイラッ!
食品ロスの多い職場。廃棄することに罪悪感を感じる一方で、めちゃくちゃ腹が立つ!
職場の同僚の仕事っぷりが無責任。いつも振り回されてイラッ!
どれも職場や家庭ではありがちな出来事ですが、イラッとしたり、腹が立つといった、「感情が揺さぶられる時」は大切なメッセージ。
どんなメッセージをもたらす出来事なのか?気持ちをどんどん深掘りして、言語化していくことで、イラッとする原因になっているご自身の「価値観」や「信念」を見つけていきました。
今日はそんな皆さんのアウトプットからの気付きをシェアしていきますね!
どんなにイヤな相手でも「大切なことを教えてくれている」と思えるか?
腹が立つ相手には、イヤな思いしかしないもの。
「なんでコイツはいつもこうなんだ!」という怒りが湧くのは当然ですよね。
でもその怒りの感情を全て出し切ったら、その後は
「この人は一体私にどんな大切なことを教えてくれるためにいるんだろうか???」
と思ってみること。
ただただストレス感情に呑み込まれるだけでは解決にはならないし、何より勿体ないことをしているんです。
ストレス感情がわき上がる=何か自分の中にある要らない「価値観」や「信念」「思い込み」など「思考のクセ」を揺さぶられている証拠。
相手のどんな発言に、どんな態度にストレスを感じたのか???
怒りを相手に出し切った後は、自分の内側に問いかけてみるんです。
ストレスや迷いのない現実を望んでいるのなら、そんな風に自分の感情を俯瞰する力が必要になってきます。
そしてそれは自分1人ではとっても難しい作業です。
だからこそ、グループでのセッションが必要なんですね。
グループで行うことで、他の参加者から出てくる言葉がご自分の悩みを解決するヒントになったり、
「そういう思い、私もある!」と思えるコトで「私だけじゃない」という安心感から、少しづつ「イヤな相手」への怒りや憎しみの感情がほぐれてきて、「大切なメッセンジャー」として捉えられるようになる。
何度もいって恐縮ですが、イヤなヤツほどとってもとっても大切なメッセージを与えてくれる有り難い人。
でも自分1人だと、相手に対して怒りや憎しみが暴走するだけで、あたまグルグルしてしまい、感情の根本原因に辿り着けない、解決出来ない事が殆ど。
その解決の場としてこの月2回のグループセッションを、個別セッションとはまた違ったものとして活用して貰っています。
心の健康を保つには、日常での小さな心の「違和感」をその日のうちに解消させること
さて!補足です。
毎回、この場で話していただくことは、どれも職場や家庭ではありがちな出来事ですが、イラッとしたり、腹が立つといった、「感情が揺さぶられる時」は大切なメッセージなんです。
感情が揺さぶられるということは、自分なかにある「価値観」や「信念」と結びついて、心の奥深い所になにかしらの理由で閉じ込めた「未消化の感情エネルギー」が動き出している、と言うことだから。
これを「大したことないこと」と軽視したり、「時間が解決してくれる」と放置しないのがポイント!
こういう日常での小さな「怒り」を抑圧して、潜在意識に知らず知らずのうちにため込むことで、いつの間にか現実が自分では望んでいない(と思っている)方向にすすんでしまうんです。
毎日お肌のお手入れをするように、心のお手入れも必ずすること。
日常のストレスはその日のうちに解決する。消化する。ため込まないことが、心を健康に保つ秘訣です。
ご参加いただいた皆様、有り難うございました!
