
40代50代キャリア女性のメンタルケアと自己実現をサポート
メンタルセラピストのかげやままりです。
子どもが思春期に入って扱いづらくなった。
あるいは、もう20歳を過ぎているのに、
なぜか今でも子どものことが気になってしまう。
「もう親の出番じゃない」
頭ではそう思っているのに、
心は全然落ち着かない。
そんな悩みを抱えていらっしゃる40代50代の女性は多いです。
私自身、こどもがまだまだ小さい頃は、お世話する事が沢山ありすぎて大変だったので「早く大きくなってラクさせてくれ~!!!!」と思っていました。
なぜなら子育ての悩みは、子どもが大きくなればなくなるものだと思っていたから。
でも実際はそうではなかったんですね。
それはなぜか??
それまでは「子どもの側に問題があるのでは??」と捉えていたのですが、心の仕組みを知っていくとそうではないことが分かったからなんです。
3人の子育てを完全ワンオペでやってきた私も、子育てで大いに悩んだひとりです。
子どもをどうにかしなければ!と思って頑張っていたころは、子どもが言うことを聞かない、思い通りにならないたびに胸をえぐられるような苦しい毎日を過していました。
そんな私が「子育ての苦しみ」から抜け出せたのは、「どうして私は子どもを問題視してしまうのか?」という「自分視点」に立ち戻ることが出来たからなんです。

子育てが一段落してきたのに、なぜ心が軽くならないのか
仕事も家庭も、ここまで必死にやってきた。
子どもも大きくなって、
「これからは少し自分の時間を…」
そう思ってもいいはずなのに、
なぜか心がザワザワする。
ぽっかり穴が空いたような感覚がある。
その違和感の正体は、
子どもの問題ではなく、あなた自身の人生のフェーズが変わろうとしているサインなんです。
「私のようになってほしくない」という思いで子育てしていませんか?
子どもを心配するとき、
多くのお母さんの中にあるのがこの思いです。
「私のような苦労はさせたくない」
「同じ失敗はしてほしくない」
とても自然で、愛のある気持ちのようにみえますが、
でも、その奥をもう一段深く見てみると、
そこにはここまでのあなた自身の人生を、否定している気持ち(=自己否定)が隠れていることがあります。
・あのとき、別の選択をしていたら
・もっと違う生き方があったんじゃないか
・私はこれでよかったんだろうか
そんな問いが、心のどこかに残ったままだと、
子どもが自分の道を歩き始めることが、
怖くてたまらなくなり
それが結果としてお子さんに対する「不安」や「心配」という形になって現実に現れてきちゃうんです。
子どもは、問題を起こすためにいるのではない
思春期で反発する。
勉強しない。
親の思う通りに動かない。
あるいは、
もう大人なのに、将来が心配になる。
でもそれは、
子どもがダメだからでも、育て方を間違えたからでもありません。
子どもは親であるあなたに対して
「自分否定する生き方、そろそろ手放してもいいよ」
と教えてくれている存在なのだと思います。
不安や恐怖で頑張る生き方。
正解を選び続けなければいけない人生。
母として、家族のために自分を後回しにしてきた時間。
それらを否定するのではなく、
「ここまで本当によくやってきたね」と認めたうえで、
次のステージへ進むタイミングなのです。
お子さんへの心配の正体とは?
心配するのは当たり前
放っておくほうが無責任
愛しているからこそ気になる
そんな風に思っているかもしれませんね。
それはとても自然なことです。
ここまで、子どものために心を使い、
守り、支えてきたのですから。
ただ、少しだけ立ち止まって見てみると、
この“心配”は、
子どもそのものよりも、
自分の内側にある不安を静めるために続いている
のではないでしょうか?
「もしこのままだったら…」
「私が何か足りなかったせいで…」
そんな思いが、
心配という形になって表れているだけなのかもしれません。
だからお子さんのことが心配になったり
不安に感じたりするときには
これまで必死に生きてきた自分の人生を認めてあげること。
あなたの人生を認めてあげられるのは、あなた以外に誰もいないんです。
子どもの人生を心配する代わりに、是非あなた自身の人生に目をむけてみてくださいね。
ここから先へ進みたいあなたへ
ここまで読んでくださって、
もし少しでも
・これは私のことかもしれない
・子どもの問題だと思っていたけれど、違う気がしてきた
・自分の人生を、ちゃんと見つめ直したい
そんな感覚が心に残っていたら、
それはもう十分なサインです。
子どもの悩みは、
「どうすれば正解か」を探しても、なかなか軽くなりません。
でも、
自分の内側に目を向け始めたとき、
不思議と現実の見え方が変わっていきます。

私のメルマガ「自分軸を整えるメンタルケア通信」では
ブログでは書ききれない
・子どもを通して見えてくる心の仕組み
・「ちゃんとやってきたはずなのに満たされない」理由
・40代50代から、自分の人生に戻っていくヒント
そんなお話を、もう少し深いところからお届けしています。
慌ただしい日常で揺らぎがちな「自分軸」を整えるのに
役立つ内容を配信しています。
また、
「頭では分かるけれど、
自分の場合はどうなんだろう?」
そう感じる方には、
無料の個別相談もご用意しています。
今抱えている悩みが
子どものことなのか、
自分自身のことなのか、
一緒に言葉にしながら整理していく時間です。
無理に何かを変える必要はありません。
まずは、今のあなたの気持ちをそのまま話しに来てください。
子どもの人生を信じることは、
あなた自身の人生を信じ直すこと。
その一歩を、
ひとりで抱えなくても大丈夫です。
ここまで本当によく頑張ってきたあなたへ。
必要なタイミングで、必要な扉が開きますように。

