
家庭と仕事に振り回されて自分を見失っている女性のためのメンタルセラピスト、かげやままりです。
慌ただしい毎日の中で揺らぎがちな自分軸を整え、穏やかな毎日を実現します。
「残業が多いのは、仕事が遅いからじゃないですか?」
そんなふうに言われて、
内心モヤっとしたことはありませんか?
本人は分かっている。
手を抜いているわけでも、要領が悪いわけでもない。
むしろ、誰よりも丁寧に、責任感を持って仕事をしている。
それなのに、仕事が終わらない。
毎日、残業になる。
この違和感こそが、完璧主義の正体に気づく入り口です。

完璧主義は「自分のため」のようで、実は違う
一見すると、完璧主義は
「責任感が強い」
「期待に応えようとしている」
とても立派な姿勢に見えます。
でも、よくよく話を聞いていくと、こんな構造が見えてきます。
それは、
自分の基準ではなく、誰かの評価を基準に行動している
ということ。
「ここまでやったら、どう思われるかな」
「手を抜いたと思われたら嫌だな」
「期待に応えられなかったらどうしよう」
知らず知らずのうちに、
“相手サイズの完璧” を目指してしまっているのです。
相手は、そこまで求めていないことも多い
面白いことに、
「そこまでやらなくても大丈夫ですよ」
「十分です、ありがとう」
相手は、そう思っていることも少なくありません。
それでも、
「ここまでしてくれるなんて」
「本当に助かりました」
そんな言葉をもらうと、心が満たされる。
そしてまた、
「もっと頑張ろう」
となってしまう。
これは、優しさでもあり、誠実さでもあります。
でも、もしその結果、
自分がどんどん苦しくなっているとしたら・・・
そこには
「認められたい」という承認欲求が隠れています。
褒められることで、自分の価値を確かめようとしてしまう。
無意識に、評価をエネルギー源にしてしまう。
その状態では、仕事は終わりません。
なぜなら、
「十分」の基準が自分の中にないからです。
どこまでやればいいのか分からず、
不安が不安を呼び、
気づけば際限なく仕事をしてしまう。
これが、完璧主義が生み出す負のループです。
問いかけてみてほしいこと
完璧主義を手放す第一歩は、とてもシンプルです。
・この完璧さは、誰のための完璧?
・相手は、本当にそこまで求めている?
・相手が喜ぶ姿を見て、自分が満たされたいだけではない?
ここを正直に見つめてみると、
ふっと力が抜けて、
こんな感覚が芽生えてきます。
「私を苦しめているこの完璧主義、本当に必要かな?」
「誰かが望む完璧」を手放すと、人生に余白が戻ってくる
自分基準で、
自分のできる範囲の「完璧」を選ぶようになると、
「今日はここまでで終わろう」
そうやって、仕事を区切れるようになります。
そして、
家に早く帰る。
子どもと笑う。
静かにお茶を飲む。
本を読む。
何もしない時間を味わう。
そんな“当たり前の幸せ”が、
少しずつ、日常に戻ってきます。
完璧主義は、
これまであなたを守ってきた考え方かもしれません。
でも今、もし苦しさを感じているなら——
それは
「もう手放しても大丈夫だよ」
というお知らせです。
完璧じゃないあなたが、
一番、あなたらしくて素敵です。

残業が多いのは、能力の問題ではありません。
あなたがダメだからでもありません。
ただひとつ、
「誰のための完璧か」を見直すタイミングが来ているだけ。
完璧を手放した分だけ、
あなたの時間と心には、余裕が戻ってきますよ!