├親子関係をよくする方法

「口うるさい親をやめたい・・・」思春期以降の子どもに、つい言ってしまう心配症のお母さんへ

かげやままり

40代50代女性専門 自分軸ライフナビゲーターのかげやままりです。
仕事も家庭も一生懸命な「働く女性」の心のサポートをしています。

子どもが小学生の高学年、あるいは中学生、高校生、大学生、もしかしたらもう社会人になっている――。

そんな年齢になっても、どうしても子どもの行動が気になって、つい口を出してしまう。

「そんなことして大丈夫?」「ちゃんと考えてるの?」「こうした方がいいのに…」

頭では、もうこの子は自分の人生を歩いているんだと分かっている。でも、心配が先に立ってしまって、つい口うるさくガミガミ言ってしまう…。

そして、後になって「また言いすぎちゃったな…」「なんで私はこんなにうるさく言っちゃうんだろう」と自己嫌悪になる。

もしもあなたがそんな悶々とした気持ちで毎日を過ごしているのなら、一旦たちどまって考えて欲しいことがあります。

それは・・・お子さんは本当にそれを望んでいるのかどうか??

残念ながら、単に「あなたの価値観の押しつけ」になっているだけではありませんか??

私の子育て暗黒時代を振り返りながら、私が思う「親も子どももを幸せになれる子育て」について書いていこうと思います。

どうしても止められなかった“教育ママ時代”。私は「口うるさい親」の代表でした。

実は、私にもそんな時期がありました。3人の子どもを育てる中で、私は一時期“教育ママ”そのものだったからです。

「ちゃんと勉強しなさい!」
「今勉強しておかないと、後で後悔するよ!!!!」

そんなふうに、子どもたちに言っていたのです。(今思うと、勉強しなかったことで後悔しているのは私自身でしたね)

なぜならあの頃の私にとっての幸せ「良いと言われる学校を卒業して、一流と言われる起業に就職すること」だと信じていたので、そのレールに乗せることが親としての使命だと勘違いしていたから、なんです。

でもそれって、私自身が信じていた“私の中の正解”にすぎなかった。私にとってはそれが「幸せ」でも、子どもにとってはどうなんだろう?

もしかしたら、好きでもない勉強を一生懸命やって、一流の大学に行くよりも、夢中になれる趣味や、手を動かす仕事、自分で道を切り拓くような人生の方が、その子にとってはずっと幸せかもしれないんですよね。

ちなみに私の3人の子ども達はあたり前ですが、みんなそれぞれ個性があり趣味や好みもバラバラです。

体育会系の長男は小さい頃から「運動が出来ること」がステータスで、運動会ではリレーの選手になろうと必死でした。

一方で運動に全く興味のない次男は、高校でリレーの選手に選ばれると「もの凄い迷惑だ!!!」と怒りまくっていましたから。

こんな風に同じ親から生まれた同性の兄弟でも、価値観って違うんですよね。

ここを理解できるかどうか、がポイントだと思っています。

子どもの幸せを願うことは、親の価値観を押しつけることではない

もちろん、親として子どもの幸せを願うことは自然なこと。

でもその「幸せ」をどう手に入れるか、その道筋まで、私たちが決める必要はないんです。

子どもは私たちとは違う「一人の人間」。別の価値観を持ち、別の道を選ぶ自由があり、権利があるわけです。

ときには、私たちが「えっ⁉それで大丈夫?」と思うような選択をするかもしれません。でも、それすらも含めてその子の人生。

だとしたら・・・大切なことはその子のために「幸せの道筋」を立ててあげる事ではなく、「どんな人生を選んでもこの子は幸せにしかならない」と心から信じて見守ってあげることではないでしょうか?

親の介護イライラ

「信じる」ということの本当の意味

大切なのは、「この子なら大丈夫」と、心から信じること。もっと言えば、「今この瞬間のこの子は大丈夫」と感じてあげられるかどうか。

でもそれがなかなかできないのは、私たち自身の中に「不安」があるから。

全て現実は、あなたの心の内側が外側に反映されているだけ。

子どもの未来を信じられないとき、実は私たちが自分自身の未来に不安を感じているだけなのです。

だからこそ、必要なのは自分を整えること

子どもに口うるさくあなたの価値観を押しつけて、子どもを変えようとするのではなく、自分の内側を見つめて、「私は本当は何に不安を感じているんだろう?」「私の中の“正解”は、いつ、どこでできあがったんだろう?」

そんな風に自分に問いかけて、自分自身の気持ちを掘り下げていけるようになると、問題は子どもにあるのではなく、自分の中にあるのがありありと見えてきます。

子どもに不安を感じるのなら、まずはあなたの中にある不安に目を向けることから

自分がもし、心から幸せだと感じて生きているのに、あなたのご両親が「もっとこうした方がいい」「あなたのその生き方は不幸よ」と言われたら…

きっと悲しいし、信頼されていないようで寂しいですよね。

子どもだって同じです。

だからこそ、まずは自分をしっかりと見つめて、あなたの内側にある不安に耳を傾けてあげること。

遠回りに思えるかも知れませんが、結果として「子どもを信じる力」へと繋がっていきます。

あなたが「信じられる母」になるための第一歩を

もし今、「分かってはいるけど、どうしても心配が止まらない」「信じたいけど、自分の不安に飲み込まれてしまう」

そんな想いを抱えているのなら、一度ゆっくりと自分の心と向き合う時間を持ってみませんか?

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  • この記事を書いた人

かげやま まり

自分軸ライフナビゲーター

神奈川県横浜市在住。自然療法セラピスト・潜在意識コーチ。
大学卒業後、アパレル専門商社に就職。その後米国大学留学・学士取得。帰国後はテレビ通販会社にて勤務。アパレル・ファッション雑貨・宝飾品を取り扱う中間管理職を経験。
在職中の2019年から子育てカウンセラーとして副業開始。2021年からは働く女性のためのカウンセリング・コーチングをスタートし、述べ150人以上の40代50代の女性の自己実現をサポートしている。
2024年に25年間の会社員生活を卒業し起業。

■夫は永遠の単身赴任。結婚25年目にして一緒に過ごした期間は7年程度。
■大学3年生長男・高校3年生次男・中学2年生長女の5人家族。
■趣味は映画鑑賞と子どもの部活観戦。

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