├心を軽くする方法

「私、ちゃんとしなきゃ!」に縛られていた理由~誰かの声で生きていない?~

かげやままり

「正しく生きる」から「私らしく生きる」人生へ
メンタルトレーナーのかげやままりです

私はメンタルトレーナーとして、
40代50代の働く女性が、仕事も家庭も、そして自分自身の人生も
思いっきり楽しめるようサポートをしています。

これまで150人以上の方と関わってきて感じるのは、
皆さん、本当にとても真面目で、頑張り屋さんだということ。

でもその「真面目さ」と「頑張り屋さん」が、実はご本人を苦しめていることも少なくありません。

なぜなら、無意識のうちに
「ちゃんとしなきゃ」
「完璧にやらなきゃ」
という思いに縛られてしまっているからです。

そしてさらにその思いを掘り下げていくと、多くの方がこう感じていることに気づきました。

「ちゃんとできていないと、周りにバカにされるんじゃないか」
「完璧にやらないと、認めてもらえない」

つまり――
「他人にどう思われるか」を常に気にして生きているということ。

でもね、
この「他人の目を気にする」気持ちの本当の根っこは、
もっと深いところにあるのです。

かつては無意識のうちに他人の目を気にして行動していた私。あの頃は本当に苦しかったですね。

そんな私の体験談からの気付きを含めてお伝えしていきますね。

それではレッツゴー♪

私もかつて「他人からどう見られているか」を基準に行動していました。

当時は全く気が付いていませんでしたが、
いま思い返せば私自身も、
「他人からどう見られているか」をいつも気にしていましたね。

まだ3人の子ども達が幼かった頃。

電車で外出した際には
電車で子ども達がマナー良くすることに必死でした。

電車の中で子どもが少しでも声を出そうものなら、
ものすごく焦って、必死に
「静かにして!」「ほら、まわりに迷惑でしょ!」って言っていたんです。

子どもがはしゃぐたびに、「やめなさい!」「ちゃんとしなさい!」と。

「周りの目」を気にしてばかりいましたし、それは母親として当然のことだと思っていたんです。

でも、その「周り」って、どこの誰ともわからない赤の他人。
もう二度と会うこともない人たちです。

なのに私は、まるで自分が試されているかのように、
「きちんとした親に見られなきゃ」
「ちゃんと子どもをしつけてる母親に見られなきゃ」
と、ずっと気を張っていたんです。

他人の目を気にする本当の理由は「母の声」だった

あのときの私は、「他人に迷惑をかけてはいけない」と思って、公共の場では子ども達に厳しく言っていたのですが、

「こういう風に思われてしまうんじゃないか?」と恐れていた事は、実はずっと母が私に呟いていた言葉だった事に気が付きました。

「電車で騒いでいるのに、親は何も言わないのね」
「子どもにあんな風にさせて、親はなんとも思わないのかしら」
「親がきちんと教えてあげないから、あんなことするのよ」

などなどなど・・・

何気ないひと言だったかもしれません。
でもその言葉が、私の中に「母親としてちゃんとしなくちゃいけない!」を植え付けて言っていたのですね。

つまり、
他人の目を気にしているつもりが、実は「母の目」を気にしていたのです。

もしかしたらあなたも「誰かの声」で生きてしまっているかも?

こんな風に私たちは、子どもの頃に言われた親の言葉や、周囲の大人たちの価値観を、
知らず知らずのうちに“自分のもの”として取り込んでしまいます。

「ちゃんとしなさい」
「迷惑をかけちゃダメ」
「人からどう見られるか考えて」

これらの言葉は、決して悪意ではなかったはず。
でもそのまま大人になった今も、
その価値観に縛られ、苦しさを感じている方がとても多いのも事実です。

実際に私自身もそうでしたし、この話を講座でするとクライアントさんも皆さん納得されるんですよ♡

私はこれを講座では「親のエネルギーが乗ったままになっている」とお伝えしています。

本来の自分のエネルギーでないものを身につけているから、毎日がなんだか苦しくなって、身体も重く感じられてしまうんですよね。

「本当の私はどうしたい?」と聞いてみる

もし今、心が苦しかったり、イライラしやすかったり、
なんだか満たされない感じがしているなら…

もしかすると、自分の本音=本来の自分のエネルギーではなく、誰かの声=他人のエネルギーのままで生きているのかもしれません。

「本当の私は、どうしたい?」
「それって、本当に私がやりたいことなの?」
「そもそもそれって誰かがよく言ってた言葉じゃないの?」

そうやって一度立ち止まって、
自分の声=自分のエネルギーに戻る時間をつくるとよいですね。

「ちゃんとしなきゃ」の呪縛から自由になるために

私自身、長い間「ちゃんとしなきゃ」に縛られて生きてきましたし、いまでも時々「ちゃんとしなきゃ!」が口癖のように出てくるときもありますww

かつては家でも、職場でも、
“ちゃんとしている私”を演じ続けるのに精一杯。

でも、どこかいつも心が張りつめていて、
頑張っているのに報われないような虚しさとしんどさを感じていたんです。

でもあるとき、ふと気づいたんです。

「これって私が本当に望んでいる生き方?」
「“ちゃんとする”って、誰のため?」

本当に自分が望んで、自分のためにやってるんなら「虚しさ」や「しんどさ」は感じないはず!!!!

そこから少しずつ、日々の生活で心がモヤモヤする時は、「今私ってどんな思いでコレをやろうとしているのかな?」と必ず立ち止まって、自分に確認することを意識するようになりました。

そうしたら、徐々に「ちゃんとしなきゃ」からの呪縛から抜け出せるようになりましたよ!

あなたの中の「誰かの声」に気づいたら

「ちゃんとしてないとダメ」
「ちゃんとしない私は、誰かに否定される」

そう思い込んでいた私が、ほんの少しずつ「ま、いっか」と緩められるようになったのは、
“その声は、本当は私のじゃなかった”と知れたからでした。

誰かの基準で頑張る人生から、
自分の心に沿った人生へ。

一歩ずつ始めてみませんか?

あなたの「本音」はどこにありますか?

とはいえ、何十年もかけて身につけてきた「ちゃんとしなきゃ」のクセに気づき、そこから少しずつ外れていくのは、ひとりでは難しく感じることもありますよね。

そんなときは、どうか無理せず専門家の力を借りてみてください。(頑張り屋さんのあなたは、頼る練習にもなりますよ!!!)

私の60分無料個別相談では、
あなたの中にある「無意識のクセ」にそっと光を当てながら、
本当のあなたの声に耳を澄ませていくサポートをしています。

もし、今の生き方に少しでもモヤモヤを感じているなら、
お気軽にご相談くださいね。

一緒に「自分らしい人生」への一歩を踏み出しましょう♡

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  • この記事を書いた人

かげやま まり

メンタルトレーナー

神奈川県横浜市在住。自然療法セラピスト・潜在意識コーチ。
大学卒業後、アパレル専門商社に就職。その後米国大学留学・学士取得。帰国後はテレビ通販会社にて勤務。アパレル・ファッション雑貨・宝飾品を取り扱う中間管理職を経験。
在職中の2019年から子育てカウンセラーとして副業開始。2021年からは働く女性のためのカウンセリング・コーチングをスタートし、述べ150人以上の40代50代の女性の自己実現をサポートしている。
2024年に25年間の会社員生活を卒業し起業。

■夫は永遠の単身赴任。結婚25年目にして一緒に過ごした期間は7年程度。
■大学3年生長男・高校3年生次男・中学2年生長女の5人家族。
■趣味は映画鑑賞と子どもの部活観戦。

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