
こんにちは!「正しく生きる」から「私らしく生きる」人生をサポート
メンタルトレーナーのかげやままりです。
仕事も家庭も一生懸命な「働く女性」の心を整え、自己実現をサポートしています
身近な人が困っていると、つい「私がなんとかしなきゃ!」と思ってしまうことはありませんか?気づくと相手の問題に入り込みすぎて、クタクタに疲れてしまう…。
実は私もそんな経験をずっとしてきた一人です。
今日は「私が何とかしなきゃ!」という気持ちに振り回されて、結果としてストレスを抱えてしまっているあなたの 心を少しでも軽くするために、無理に頑張らなくても人間関係をラクにする考え方と具体的な方法についてお話ししたいと思います。
こちらについては音声でも配信しています。是非お聴きください!
私の体験から学んだ「私が何とかしなきゃ」の落とし穴
私自身、以前は家族の言い争いや兄弟げんか を目にすると、つい間に入って仲裁してしまっていました。
「私が何とかしなきゃ」と思うあまり、相手の感情まで背負い込み、終わった後は心も体もぐったり。自分の時間や気持ちが削られていくのに、なぜか満たされない。そんな毎日を過ごしていました。
仕事でも同じことがありました。
部下が困っていると、「私がやらなきゃ」と無意識に代わりに手を動かしてしまう。
でもあるとき気づいたんです。
「私が全部やってしまうと、部下は自分で考える力を失うことにならないか?部下の成長を妨げることになるのではないだろうか??」
そこで考え方を変えました。
部下と一緒に 解決方法を考えることに集中 し、実際に手を動かすのは部下自身。口出しや指示は最小限にして、相手が自分で動けるようにサポートするだけにしたんです。
すると
部下も自分で考え行動できるようになり、 私も疲弊することなく、結果として人間関係が以前よりスムーズに、ラクになった のです。

「助けすぎ」の心理的な原因
この体験からわかったのは、「私がなんとかしなきゃ」という思いには無意識の心理が隠れている ということです。
- 人から「優しい」と思われたい(承認欲求)
- 人の役に立たないと自分に価値がないと感じる
- 「助ける自分」で自己肯定感を満たしている
つまり、相手のために行動しているようで、実は自分の心を満たすために動いていたことが多かったのです。
この心理状態で行動した結果、相手が私の書いたシナリオ通りの反応を示さないと、
「なんで私ばっかりがこんな思いしなきゃいけないの!!!!」
というイライラや怒りが湧き出てきて、結果として人間関係もぎくしゃくしてしまっていたんですね。
共依存につながる危険
さらに、助けすぎることで 相手の自立心を奪うリスク もあります。
- 本来は自分で解決できる力があるのに、頼ってしまう
- 「助けたい人」と「助けられたい人」の依存関係ができる
- 精神的にお互いが自立できず、関係が苦しくなる
これは、家庭でも職場でも起こり得ることです。相手にとっても、自分にとっても健全な関係は築けません。
自立を支える支援とは
ではどうすればいいのか?
ポイントは 相手の自立を尊重しながらサポートすること です。
- × 問題を代わりに解決してあげる
- ○ 一緒に解決方法を考え、行動するのは相手
国際支援でも、「お金を渡すだけでなく、仕事を教えて自立を促すことが大切」と言われています。
これは家庭や職場でも同じこと。
人は本来、自分の力で立つことができます。その力を奪わず、引き出すサポートが「本当の優しさ」ではないでしょうか??
自己犠牲から自由になるために
もしあなたが「私がなんとかしなきゃ」といつも思ってしまうなら、一度立ち止まって心に問いかけてみてください。
- これは本当に私がやりたいこと?
- 相手は本当に助けを求めている?
- 自分の承認欲求や自己満足のために動いていない?
こうして自分の行動のクセに気づくことが、心の負担を減らし、人間関係をラクにする第一歩です。
まとめ|「なんとかしなきゃ」を手放すとラクになる
- 自分が疲れなくなる
- 相手の自立を尊重できる
- 健全でラクな人間関係が築ける
自己犠牲ではなく、自分らしく生きながら人と関わる。それが、あなたも相手も幸せにする最も自然な方法です。
もし「どうしても自己犠牲から抜けられない」と悩んでいる方は、私の 60分無料相談 をご活用ください。
一緒に心のクセを整理して、軽やかな人間関係の一歩を踏み出していきましょう!!!