「なんで女性ばかりが頑張らなきゃいけないんだろう…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はこれ、以前の私がずっと感じていたことでした。
会社でも、明らかに女性のほうが一生懸命働いているのに、昇進するのは男性ばかり。
「この人、本当にそんなに仕事が出来たっけ?」と思うような男性が評価されていたり、反対に、私が尊敬している女性が正当に評価されていなかったり。
どうみても女性の方が優秀なのに、正当に評価されていない。
家庭でも、「どうして私ばっかりがこんなに頑張らないといけないの?」と思うことがたくさんありました。

当時の私は、
「男性は楽をしている」
「女性ばかりが頑張るもの」
そんな世界で生きていました。
でも、どうして私はそんなふうに感じていたのでしょうか。
振り返ってみると、その答えは子どもの頃の家庭環境にあったんです。

私の両親は自営業でした。
父は平日は一生懸命仕事をして、休日はゴルフへ出かける。
一方、母は平日だけでなく、休日でさえも仕事をしながら家事もこなし、いつも動き続けていました。
母がゆっくり座って休んでいる姿を、私はほとんど見た記憶がありません。
そんな光景を毎日のように見て育ってきたので、いつの間にか
「女性は仕事も家事も頑張るもの」
「男性は仕事だけをするもの」
そんな価値観(ジャッジ)が、知らないうちに心の中に作られてしまっていたんですね。
だから私は、大人になっても、その価値観に合う現実ばかりに出くわすようになったわけです。
「女性ばかりが損をしている」
「男性はずるい」
そんな世界を、無意識のうちに創り上げていたんですね。

もしあなたが「女性ばかりが頑張る世界」に苦しんでいるなら、一度だけ自分に問いかけてみてください。
「私は、どんな世界が当たり前だと思っているんだろう?」
そのヒントは生まれてからずっと目にしてきた、お父さんとお母さんの関係にあるかもしれません。
そこから紐解いていくと、これから見えてくる世界は必ず変わっていきます。
私自身も自分の「思考のクセ」に気付き、「男性も女性も関係なく、お互いを尊重し合い、それぞれが自分らしく生きられる世界」に意識を向けてから、不思議なくらい周りの男性との関係も変わっていきました。

現実は、私たちが無意識に持っている思い込みの影響を大きく受けています。
だからこそ、現実を変えたいと思ったら、まずは自分の中にある「当たり前」を見つめ直してみること。
そこから、新しい世界は少しずつ始まっていきます。