イヤな出来事のせいで苦しい…と思っているあなたへ〜感情に振り回される本当の理由〜

夫の何気ない一言に、カチン。
職場では、上司の一言が一日中頭から離れない。
家に帰れば、リビングでダラダラしている子どもに、つい強い口調になってしまう。

そんな自分に、あとから自己嫌悪。

こんな毎日を繰り返していると

「こんな風にイヤな気持ちになるのは、イヤな気持ちになるような出来事が起きるからだ！」

って思うのも当然のこと。

でも残念ながら・・

「イヤな気持ち」になるのは
「イヤな気持ち」になるような出来事が起きるから

この方程式は間違いなのです！

実はコレ、あたり前になってしまっている「思い込み」なんです。

私もずっと、そう信じていました

今でこそ「心と現実の仕組み」をお伝えする仕事をしていますが、
夫とは離婚寸前、子どもとの関係も最悪だった10年ほど前の私は、まったく違いました。

私がイヤな思いをするのは、イヤな出来事が起きるからだ。

だからイヤな出来事を起こしてくる「相手」や「環境」に問題がある！！！！

そう信じて疑っていませんでした。

だから全て嫌な事は「夫のせい」「子どものせい」「会社のせい」「まわりのせい」

そんな他責思考を「当然のこと」として生きていました。

でも実は違っていたんです。

出来事自体には何の意味もないのです。

同じ出来事でも、感じ方が人によって違う。

出来事自体には意味が無いってどういうこと？？？って思いますよね？？

これについては、日常のこんな良くある場面を想像してみると分かり易いかもしれないです。

たとえば、職場で上司にミスを指摘されたとき。

• 「怒られた…どうしよう」と不安になる人
• 「助かった！教えてくれてありがたい」と感じる人

同じ状況なのに、心の反応はまったく違います。

挨拶をして返事がなかったときも、

• 「無視された」と腹が立つ人
• 「気づかなかったのかな？何かあったのかも」と思う人

待ち合わせに相手が来ないときも、

• 「なんで遅刻するの！」と責める気持ちになる人
• 「事故にあってないかな」と心配になる人

……本当に、人それぞれですよね。

人それぞれに解釈が違う。そしてそれぞれがそれを「正しい解釈」だと思っています。

ということは、「出来事そのものには意味なんて全くない」というのが正解なんですね。

出来事は「ただ起きているだけ」

ここで、とても大事なポイントがあります。

出来事そのものは、ただ起きているだけ。ただの現象です。
そこに意味をつけているのは、私たち自身なんです。

では、その「意味づけ」はどこから来るのか？

それが、
私たちが無意識に持っている

• 価値観
• 思い込み
• 信念
• 考え方のクセ

こうした内側のパターンです。

そしてこのパターンが、
私たちの「感情」を生み出しています。

ネガティブな感情に振り回される本当の理由

つまり、

ネガティブな感情になるのは
ネガティブな出来事が起きたから
ではありません。

その一歩手前にある、

「そう感じる思考パターン」

ここが、大きく影響しているのです。

もし今、
「感情に振り回されてしんどい」
と感じているなら、

それはあなたが弱いからでも、
努力が足りないからでもありません。

ただ、
これまで無意識に使ってきた心のクセ
が、あなたをそうさせてしまっているだけ。

だからあなたの「思考パターン」を知り、そこから自分を解放していけば
感情や周りに振り回される事はなくなります！

ここまで読んで
「もしかして、私も無意識の思考パターンに振り回されているのかも」
そんな風に感じられたのなら

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