
「正しく生きる」から「私らしく生きる」人生をサポート
メンタルトレーナーのかげやままりです。
仕事も家庭も一生懸命な「働く女性」の心を整え、自己実現をサポートしています
クライアントさんからこんなお悩みを頂きました。
これからは、本当の自分の気持ちを我慢して周りに合わせるのをやめよう!と決めたのに、やっぱり心のどこかで「本当にコレで良いのかな・・」と思ってしまう自分がいます。

こんな経験ありませんか??
たとえば「自分を変えよう!」と思って自己啓発のセミナーや講演会に参加。参加したその日は気分がめちゃくちゃ上がって「よし!絶対に変わるぞ!!!」と意気揚々と決断したのに、なぜかその数日後にはいつもの自分に戻ってしまっている・・・
そうすると大抵のひとは「私ってやっぱりダメなんだ」とか「努力が足りないからだ」「心が弱いからだ」という、「自己否定」に陥りがち。
「モチベーションが続かない」なんて落ち込んでしまうこともあるかも知れないですね。
でもその必要は全くありません!!!
なぜならこの現象は、特別なことではなくて、誰にでも起こる自然な現象なんです。
理由は私達の「脳の仕組み」がそうさせているだけだから~~~なんです。
ということで、今日は「脳の仕組み」とその「乗り越え方」をお伝えしていきますよ~!!!
それでは、レッツゴー♪
あなたのせいじゃない!変わりたいのに変われないのは“脳の防衛本能”のせい
実は、私たちの脳には「変化よりも現状維持を優先する仕組み」が備わっています。
それが“脳の防衛本能”です。
たとえば、ダイエットを始めたり、新しい習慣を取り入れたりしたときに、
最初はワクワクして「よし、やるぞ!」と意気込んでも、数日後には元の生活に戻ってしまう…。
これは「やる気が足りない」とか「自分が弱いから」ではなく、脳があなたを守ろうとしているだけなんです。
脳にとっての“安全”とは「今までと同じことを続けること」。
だから変化をしようとすると「危険だ!」と感じて、無意識のうちにブレーキをかけてしまいます。
このブレーキの正体こそが ホメオスタシス(恒常性維持機能) と呼ばれる脳の仕組みなんです。難しい言葉ですが、カンタンにいうと「今の状態を保とうとする力」です。
変わろうとすると脳がブレーキをかける
ホメオスタシスは、体のバランスを整える働きとしても有名です。
- 暑いと汗をかいて体温を下げる
- 寒いと震えて体温を上げる
こうした体の機能と同じように、心も「いつもの状態に戻そう」と働いています。
だから、心がワクワクする新しい挑戦や、自分の本音を出す行動をしようとすると、脳は無意識に「元に戻そう」とブレーキをかけてしまうんですね。
脳にとっては「慣れた状態=安心・安全」。
だから、新しい挑戦をしようとすると、「危ないよ!やめておこう!」と全力で元に戻そうとするんですね。
つまり――
モチベーションが続かないのも、三日坊主で終わっちゃうのも、あなたの意志や努力は全く関係ないんです。
自己否定はいらない!脳の仕組みを知れば落ち込まない
ここで大事なのは、「私はダメだ…」と自分を責めないこと。
脳がブレーキをかけているだけで、あなたの性格や意志が弱いわけではありません。
落ち込むと波動が下がってしまい、結果として現状維持が強化されてしまう悪循環に。
だから、まずは 「脳の仕組みとしてそういうことが起こるんだ」と知る ことが第一歩です。
変わりたい!と思っている自分を全力で応援していこう!
変わりたいのに変われないのは、あなたのせいではありません。
脳の防衛本能、ホメオスタシスの仕組みが働いているだけです。
だから、落ち込む必要も、自己否定する必要もないんです。
この仕組みを知り、受け止め、少しずつ挑戦を続けることができれば、「自分らしく」「穏やかに」「のびのびと」生きる人生に一歩ずつ近づいていけます。
それでも「変われない自分を責めてしまう」「なかなか変われない…」と感じる方は、ぜひ私の無料個別相談をご活用ください。
どんな思いが、あなたが前に進むのを邪魔しているのか、一緒に探り当てていきましょう!