「なんで今さら、こんな昔のことを思い出すんだろう。」
そんなふうに感じたことはありませんか?
何気なく過ごしているときに、子どもの頃の出来事がふと頭に浮かぶ。
お父さんに怒られたこと。
お母さんに悲しい思いをさせられたこと。
誰にも分かってもらえなかったこと。
「もう昔のことだから。」
「親も心配していたんだよね。」
そうやって笑い話にしている方も多いかもしれません。
でも実は、その記憶には、今のあなたに伝えたい大切なメッセージが隠れていることがあります。
なぜ子どもの頃の記憶は突然よみがえるの?
私たちの記憶は、感情と一緒に潜在意識に保存されると言われています。
嬉しかったことや楽しかったことももちろん残りますが、悲しかったことや悔しかったこと、傷ついた出来事も強く記憶に残ります。
だから、大人になっても何度も思い出す出来事があるとしたら、そのとき心が大きく揺れた証ですし、その感情が今も心に残っているから、何十年経ったいまも思い出すのです。

大人の私は理解していても、小さな私は置き去りかもしれない
私にも、今でも思い出す子どもの頃の出来事があります。
小学生の頃、ランドセルを背負ったまま家に帰らず、そのまま友達の家へ遊びに行ってしまうことがよくありました。
家に帰るよりも、遊ぶことが楽しくて仕方なかったんです。
そして夕方になって帰ると、父にひどく怒られました。
今の私は親になったので、そのとき父がどれだけ心配していたのかが分かります。
「ちゃんと家に帰ってきてほしかったんだよね。」
「心配だったから怒ったんだよね。」
そう理解することはできます。
でも、そのときの小さな私はどうだったのでしょう。
本当は、
「頭ごなしに怒る前に、理由を聞いてほしかった。」
そんな気持ちが溢れてきました。
この気持ちがまだ自分の中に置き去りになっていたので、大人になった今もなんとなく心の奥底が疼くんですよね。
そしてこれだけじゃない、他にも色々と放置してきた「お父さんへの気持ち」が大きくなって、結果として大人になってから「父親との関係」に亀裂を生んでいました。
心を癒すには順番があります
私たちは大人になると、
「親も悪気はなかった。」
「親も大変だったんだ。」
と、親を理解しようとします。
もちろん、それも大切なことです。
でも、その前にもっと大切なことがあります。
それは、小さかった頃の自分の気持ちに寄り添うことです。
「あのとき悲しかったね。」
「怖かったよね。」
「分かってほしかったんだよね。」
まずは、その頃の自分の気持ちを受け止めてあげる。
そのあとで初めて、
「お父さんも心配だったんだね。」
と親を理解することができます。
この順番が逆になってしまうと、小さな頃の自分は置き去りのままになってしまうのです。
親を理解することと、小さな頃の自分の気持ちが癒えていることは、全く別物なのです。
一人で向き合うのが難しいときは
頭では分かっていても、
悲しかった気持ちや悔しかった気持ちに寄り添うことは、意外と難しいものです。
だから私は、セッションでは対話だけではなく、フラワーエッセンスも一緒に取り入れています。
フラワーエッセンスは感情を無理に変えるものではありません。
安心して自分の心と向き合える状態をサポートしてくれるものです。
置き去りになっていた小さな自分に少しずつ寄り添えるようになると、不思議と今の親子関係や人間関係にも確実に変化が起き始めます。
最後に
もし今、
「昔のことなのに、なぜか忘れられない。」
そんな出来事があるとしたら、それは心が「そろそろその傷を癒やすときがきたよ~!」と伝えてくれているサインです。
親を責めるためではありません。
あの頃の小さなあなたを、もう一度迎えに行くためです。
一人では難しいと感じる方は、フラワーエッセンスと対話を通して、そのお手伝いをしています。
あなたが本来の自分らしさを取り戻せるよう、心を込めてサポートしています。