「こんなにイライラする自分が嫌なんです。」
これは、セッションでも本当によく聞く言葉です。
実は以前の私もそうでした。
夫にイライラし、その怒りを子どもたちにぶつけてしまう。
「もっと穏やかなお母さんになりたい。」
「どうして私はこんなに怒ってしまうんだろう。」
そう思って、毎日のようにネットで検索していました。

アンガーマネジメント。
感謝を書き出すワーク。
ポジティブ思考。
「これをやれば変われるかもしれない。」
そう思って、できることは何でも試しました。
でも、どれだけ頑張っても、また同じことでイライラしてしまう。
そのたびに、
「やっぱり私は変われないんだ。」
そう思っていました。
私が変われなかった本当の理由
でも今なら、その理由がよく分かります。
私は、怒りを悪いものだと思っていたのです。
怒ってはいけない。
イライラしてはいけない。
そんな感情は早くなくさなければいけない。
そう思っていたから、怒りをコントロールしよう、抑えようとすることばかり考えていました。
でも、本当は違いました。
怒りは、なくすものではなかったのです。
怒りは、私にとって本当に大切なことを教えてくれる感情でした。
それなのに私は、その大切な感情を悪者にして、必死に追い払おうとしていたのです。
だから、どれだけ方法を学んでも、根本的には何も変わりませんでした。
怒りの奥には、本当の気持ちが隠れている
心理学では、怒りは「第二次感情」と言われています。
その奥には、「第一次感情」と呼ばれる、本当の気持ちがあります。
例えば、
「悲しかった」
「寂しかった」
「辛かった」
そんな、とても「繊細」で「正直」な気持ちです。本音ですよね。
でも、そんな「弱い気持ち」を感じちゃいけないって無意識に思い込んでいる。
だから私たちは無意識のうちに、
「こんなこと思っちゃダメ。」
「こんな弱い自分は見たくない。」
そうやって心の奥へ押し込めて、なかったことにしちゃうんです。
「怒り」は、あなたを守るための鎧
そんな風に心の中で「厄介者」に扱われた、その繊細な本当の気持ちはどうなるか?
心は、その大切な気持ちがもう二度と表に現れないようにしてくれるんです。
そのときに現れるのが「怒り」です。
怒りは敵ではありません。
あなたを困らせる存在でもありません。
怒りは、自分でも気付きたくないくらい傷ついた心を守るために生まれた、大切な防衛反応です。

言い換えれば、あなたの心を守るための鎧。
「もう傷つきたくない。」
「もう我慢したくない。」
「これ以上つらい思いをしたくない。」
でも、またあの「弱い気持ち」がでてきそうになっちゃう。
どにかしてあの「弱い気持ち」を出さないようにしなくちゃいけない!!!
そんな心の必死の叫びが、怒りという形になって現れているのです。
だから「怒り」そのものをなくそうとしても、根本的な解決にはならないんですよね。
なぜなら
あなたを辛くさせているの根本的な理由は「怒り」ではなく、その奥に閉じ込めてしまった「繊細」な「本音」だからです。
穏やかになりたいなら、怒りを抑えないでください
怒りは、とても苦しい感情です。
イライラしている自分も嫌になるし、
「また怒ってしまった…」
と自己嫌悪になることもあります。
だから私たちは、一刻も早く怒りを消そうとしてしまいます。
でも、それは残念ながら間違いです。
怒りの奥には、自分でも見たくないくらい傷ついた気持ちが隠れているからです。
だから心は、その気持ちを守るために怒りを発動させているのです。
もし、怒りを必死にコントロールしようと頑張っていたあの頃の私が、
「怒りは悪いものじゃないよ。」
「怒りはあなたの本音を教えてくれる大切な感情なんだよ。」
と知っていたら
私は怒りをコントロールしようとはしなかったと思います。
その代わりに
「どうして私はこんなに怒っているんだろう。」
「この怒りは、私に何を教えてくれているんだろう。」
そうやって、自分の心に問いかけていたと思います。
本当の気持ちに気付くと、怒りは役目を終える
怒りを消そうとするのではなく、その奥にある本音に気付いていく。
「本当は悲しかった。」
「本当は寂しかった。」
「本当は助けてほしかった。」
「本当は分かってほしかった。」
その気持ちを、
「そうだったんだね。」
と自分で受け止められたとき、怒りは少しずつ静かになっていきます。
無理やり抑え込んだからではありません。
怒りが、もうあなたを守る必要がなくなったからです。

穏やかな毎日を送りたい。
子どもに優しく接したい。
夫にイライラしたくない。
そう願うなら、
怒りを敵にしないでほしい。
怒りをなくそうとしないでほしい。
怒りは、あなたを苦しめるためにある感情ではありません。
傷つきやすい本当の気持ちをさらけ出したことで、あなたがこれ以上傷つかないように。
その繊細な心を守るために、一生懸命働いてくれている感情なのです。
だから、怒りを大切に扱ってあげてください。
その奥にいる本当のあなたに出会えたとき、無理に頑張らなくても、少しずつ穏やかな毎日が増えていきます。
怒りを受止めるのが怖い・・・そんな時は1人で頑張らないで
とはいえ、怒りはとても苦しい感情であることは確かです。
取り扱いに慣れるまでは、一人で向き合おうとしても、どうしても感情に飲み込まれてしまったり、本当の気持ちが分からなくなってしまうことが殆どです。
だからこそ、信頼できる人と一緒に、その心の奥にある「本当の気持ち」を見つけていくことが大切です。
私のセッションでは、お話を伺いながら、あなたが無意識のうちに閉じ込めてきた本音を一緒に見つけていきます。
そして、そのときの心の状態に合わせてフラワーエッセンスも取り入れながら、安心して感情と向き合えるようサポートしています。
フラワーエッセンスは、怒りを無理やり消したり、ポジティブに変えたりするものではありません。
あなたの心にそっと寄り添い、本来のあなた自身の力を引き出してくれる自然療法です。

もし今、
「イライラする自分を変えたい。」
「もっと穏やかに毎日を過ごしたい。」
そう願っているなら、一人で頑張り続けなくても大丈夫です。
怒りを敵にするのではなく、その奥にある本当のあなたの気持ちに出会うお手伝いを、心を込めてさせていただきます。