親子関係をよくする方法

子どもの苦手を克服させたい。でも、頑張るほど親子で苦しくなるのはなぜ?

「苦手科目をもう少し出来るようにさせないと・・・」

「人前で話せないから、もっと積極的になってほしい」

「準備が遅いから、テキパキできるようにしなきゃ」

子どもの苦手なことが気になって、声をかけたり、一緒に練習したり、よい方法を探したり。

でも、子どもは嫌がるばかり。

最初は優しく教えていたのに、最後は、

「どうしてやらないの?」
「あなたのために言っているのに!」

と怒ってしまう。

子どもも不機嫌になって、お母さんもぐったり。

「私は、この子のために頑張っているだけなのに・・・」

そんなふうに感じていませんか?

今日は、子どもの苦手を何とかしてあげようと頑張るほど、親子で苦しくなってしまうお母さんに是非読んで欲しい内容です!

子どもの苦手を、そのままにしておけないのは何故?

子どもに苦手なことがあると、心配になりますよね。

「このままだと、授業についていけなくなるかも」

「周りの子はできているのに、大丈夫かな」

「今のうちに何とかしないと、将来困るんじゃない?」

そう思うから、何とかしてあげたくなる。

そこには、子どもを大切に思う気持ちがあります。

ただ、その心配が大きくなると、目に入るのが「できないところ」ばかりになってしまうんです。

昨日より少しできたことより、まだできていないところ。

その子が楽しんでいることより、苦手で避けていること。

気づけば、親子の会話も、

「練習した?」
「どうしてまだできないの?」
「もう一回やってみよう」

が中心になっている。

お母さんは助けたいのに、子どもには「今の自分ではダメ」と言われているように感じられることもあります。

このすれ違いが続くと、お互いにつらくなってしまいますよね。

「苦手は克服するもの」と、いつから思っていたのでしょう?

ここで、一度考えてみてほしいんです。

「子どもの苦手は、克服させなければいけない」

それは、いつから自分の中で当たり前になっていたのでしょう?

例えば、私たちが受けてきた学校教育。

得意な科目があっても、苦手な科目があると、

「もっと頑張りましょう」
「できないところをなくしましょう」

と言われた経験はありませんか?

もちろん、そのおかげで身についたこともあると思います。

でも、そうした経験を重ねるうちに、

「できないことを、できるようにする。それが成長すること」

という考え方が、無意識のうちに「あたり前」になってしまっている。

すると、自分の苦手も、子どもの苦手も、そのままにはしておけなくなる。

得意なことを生かす、誰かに頼る、やり方を変える。

そんな方法があっても、「まずは苦手を克服しなきゃ」と思ってしまうんです。

選択肢がないのではなく、当たり前になりすぎて、ほかの選択肢が見えなくなっているだけなんですよね。

「苦労してこそ身につく」と思っていませんか?

「苦労してこそナンボ」

「苦労して得られたものこそ、本当の力になる」

どこかで聞いたことがある言葉ですよね。

ちょっと昭和の空気を感じます(笑)

確かに、一生懸命取り組んだ経験が、自信になったり、自分を支える力になったりすることはあります。

でも、そこから、

「苦労しなければ、力はつかない」

「楽な方法を選ぶのは、よくない」

にまで広がっていないでしょうか?

例えば、子どもに合う道具や方法があっても、

「それに頼ったら、自分の力にならないから」

と使わせない。

別の取り組み方があっても、

「みんなと同じようにできるようにならなきゃ」

と、苦手な方法を続けさせる。

そんなときは、少し立ち止まってみてほしいんです。

今、この子に必要なのは、苦労することでしょうか?

それとも、この子に合う方法で学んだり、できることを増やしたりすることでしょうか?

昔、大切だと教わった考え方でも、今、目の前の子どもに必要かどうかは、お母さん自身が見極めて、見直していいんですよね。

子どもが困っていることと、お母さんが心配していること

子どもが「できるようになりたい」と思っているなら、その挑戦を支えることは大切です。

ただ、お母さんが一生懸命になるほど、子どもが嫌がるときには、

「今、子ども自身は困っているのだろうか?」

と聞いてみてください。

そうすると案外、お子さん自身が困っていなくて、お母さんが困っているだけだと言うこともあります。

そんな時はご自身に、こんな風に聞いてみてほしいんです。

「この苦手があると、私は何が心配なんだろう?」

「できないままだと、どんな不安なことが起こると思っているんだろう?」

その答えの中に、

「人に迷惑をかけてはいけない」
「みんなと同じようにできなければいけない」
「親が何とかしてあげなければいけない」

という、自分のルールが隠れていることがあります。

子どもを心配する気持ちと、自分が守ってきたルールが重なって、焦りが大きくなっているだけのかもしれません。

お母さん自身の「当たり前」を見直してみる

私がここでお伝えしたいのは、

「お母さんの考え方が悪い」

ということではありません。

お母さんも、これまで教わってきたことをもとに、子どものために一生懸命やってきたんですよね。

ただ、その考え方で今、親子が苦しくなっているなら、

「これからも、このやり方を続ける必要があるかな?」

と見直す時期にきているのということ。

スマートフォンもパソコンも、使う環境が変われば、設定を見直したり、更新したりしますよね。

私たちも、昔身につけたルールを、そのままずっと使い続けなくていい。

「苦手は全部克服しなきゃ」と思っていたけれど、本当に全部必要かな?

「苦労させることが、この子のため」と思っていたけれど、合う方法を一緒に探してもいいのかな?

そんなふうに、自分の当たり前に問いかけてみる。

お母さんの選択肢が増えることは、子どもへの関わり方が変わるきっかけにもなります。

分かっていても、焦ってしまうお母さんへ

ここまで読んで、

「確かにそうかもしれない。でも、目の前でできない姿を見ると、やっぱり焦る!」

と思った方もいるかもしれません。

頭では「待とう」「この子のペースを大切にしよう」と思っていても、不安になって、つい口を出してしまう。

そのときは、また自分に「できなかった」とダメ出しをする前に、お母さん自身の気持ちにも目を向けてあげてください。

何がそんなに心配なのか。

何を恐れているのか。

どんな「こうあるべき」を握りしめているのか。

一人では気づきにくい思い込みも、誰かと話す中で見えてくることがあります。

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  • この記事を書いた人

かげやま まり

メンタルセラピスト

神奈川県横浜市在住。自然療法セラピスト・潜在意識コーチ。
大学卒業後、アパレル専門商社に就職。その後米国大学留学・学士取得。帰国後はテレビ通販会社にて勤務。アパレル・ファッション雑貨・宝飾品を取り扱う中間管理職を経験。
在職中の2019年から子育てカウンセラーとして副業開始。2021年からは働く女性のためのカウンセリング・コーチングをスタートし、述べ150人以上の40代50代の女性の自己実現をサポートしている。
2024年に25年間の会社員生活を卒業し起業。

■夫は永遠の単身赴任。結婚25年目にして一緒に過ごした期間は7年程度。
■大学4年生長男・大学1年生次男・中学3年生長女の5人家族。
■趣味は映画鑑賞と子どもの部活観戦。ママ友との飲み会も大好き♡

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